
苦手なことから逃げてもいい?
自己肯定感を高めたいと思ったとき、
「苦手なことに挑戦して克服することが大事」と思い込んでいませんか?
もちろん、挑戦によって得られるものもありますが、実は「苦手なことからにげる」ことも、自己肯定感を積み重ねる有効な方法です。
苦手なことに取り組む場面では、失敗やうまくいかない経験が増えやすく、そのたびに「自分はできない」と感じてしまい、自己否定につながることもあります。
一方、得意なことは自然と成果につながりやすく、その結果として成功体験が生まれ、自己肯定感が積み重なっていきます。
重要なのは、苦手なことをただ避けるのではなく、
「自分にとって得意なことに力をそそぐ」という視点に変えることです。
まずは、自分が「苦手だ」と感じていることに気づき、無理に克服しようとするのではなく、
「それとは別に、自分が貢献できることは何か?」を探していきましょう。
苦手なことと得意なことは、実は似ている分野に存在することもあります。
たとえば、「まとめ役」は苦手でも、「誰かの提案をサポートする」のは得意かもしれません。
「苦手」を認め、「得意」を活かす。
この切り替えが、自然と成功体験を生み、自信をつくるベースになります。
また、得意なことに取り組むときは、多少難しい目標であっても達成しやすいため、単なる“簡単なこと”をこなしたときよりも強く自己肯定感を感じられます。
最近の心理学研究でも、得意分野で仕事や行動をする方が、パフォーマンスが向上しやすいとされています。
誰にでも「苦手」はあり、それを否定せずに受け入れたうえで、得意な分野に集中することが、前向きに進む力になります。
【オススメワーク】
紙とペンを用意して、以下のステップを試してみましょう。
①今、抱えている悩みや不安を書き出してみる(自由な形式でOK)
②その中に、自分の得意分野で関われそうな部分がないか考える
③苦手な領域は他の人に任せるなど工夫し、自分は得意な部分を実行する
まずは「悩みを書く」だけでもOK!
書き出すことで頭の中が整理され、気持ちが軽くなることもあります。
小さな行動の積み重ねが、自己肯定感を育てていく第一歩になります。
